[おくやみ]渡辺淳一 氏(作家)80歳 2014年4月30日逝去

[お偲び] 渡辺淳一 氏(作家)

渡辺淳一(わたなべ・じゅんいち)氏
生誕: 1933年10月24日
命日: 2014年4月30日 23時47分
年齢: 80歳
出身: 北海道上砂川町朝陽台
肩書: 作家
備考:葬儀は近親者で施行。
1958年札幌医科大学卒業、1964年札幌医科大学助手、1966年同大医学部整形外科教室講師。医業と並行して、北海道の同人誌に執筆を続ける。同大学の和田寿郎教授による和田心臓移植事件を題材にした『小説・心臓移植』(1969年3月。後に『白い宴』と改題、角川文庫)を発表し、大学を去る。1970年、37歳の時に総理大臣寺内正毅をモデルとしたとされる『光と影』で第63回直木賞を受賞し、本格的に作家活動を開始した。80年代からは「ひとひらの雪」「化身」などの恋愛小説を刊行。中年男女の不倫をテーマにした「失楽園」は大胆な性描写で話題となり、250万部を超える大ベストセラーになった。「失楽園」は流行語大賞に選ばれた。「阿寒に果つ」「遠き落日」「桜の樹の下で」「別れぬ理由」「愛の流刑地」など映像化された作品は多数。2007年発売のエッセー集「鈍感力」は、小泉純一郎元首相が引用し、流行語に。ベストセラーにもなった。2003年に紫綬褒章を受章、また菊池寛賞を受賞。直木賞、吉川英治文学賞、中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、島清恋愛文学賞選考委員。
参照: ウィキペディア
・ 「失楽園」渡辺淳一さん 前立腺がんのため死去 80歳
・ 直木賞作家、渡辺淳一氏死去 代表作に「失楽園」「愛の流刑地」
・ 渡辺淳一氏が死去 「失楽園」「愛の流刑地」

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