[おくやみ]湯浅良幸 氏(郷土史家)87歳 2017年12月23日逝去

[お偲び] 湯浅良幸 氏(郷土史家)

湯浅良幸(ゆあさ・よしゆき)氏
命日: 2017年12月23日 3時30分
(徳島県阿南市の病院で)
年齢: 87歳
肩書: 郷土史家
葬儀: 2017年12月26日
備考:葬儀は近親者で施行。
15歳の時、海軍の学校で終戦を迎え、みそ醸造の家業の傍ら郷土史研究に打ち込んだ。17歳の時に始めた民話の調査と収集は、後の研究の原点となった。26歳で刊行した「阿波貨幣史」が専門家に評価され、日本貨幣協会評議員に。20代の若さで、県史編さん委員にも就いた。編集と出版活動に熱心で、自然・社会科学分野の専門家を見いだして執筆を依頼。郷土双書、徳島市民双書などを出し、後進の育成につなげた。文化財の保護にも尽力し、阿南市文化財保護審議会長、県市町村文化財保護審議会連絡協議会、阿波学会の各会長を歴任。2005年、地域文化功労者表彰を受けた。平和を望む思いが強く、憲法九条への理解を深め、改憲に反対する「九条の会阿南」の代表世話人も務めた。
参照:
・ 湯浅良幸さん(郷土史家)
・ 湯浅良幸さん 87歳=郷土史家 /徳島

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