[お偲び] 片岡ツヨ 氏(長崎原爆被爆の語り部) |
片岡ツヨ(かたおか・つよ)氏 | |
命日: |
2014年12月30日 19時32分 (長崎県長崎市の病院で) |
年齢: | 93歳 |
出身: | 長崎県長崎市 |
肩書: | 長崎原爆被爆の語り部 |
葬儀: | 2015年1月2日 |
会場: |
カトリック浦上教会
長崎県長崎市本尾町1−79 |
備考:カトリック教徒の家庭に生まれ、24歳の時に爆心地から北1・4キロの旧三菱長崎兵器製作所大橋工場で被爆。13人の肉親を失った。顔の右半分にケロイドが残り、死を何度も考えたが、カトリックの教えを支えに踏みとどまったという。1961年に写真家の故・東松照明さんが片岡さんを撮影。写真は海外にも紹介され、多くの人に原爆の悲惨さを伝えた。カトリック信者として祈りを支えに生活を送っていたが、1981年、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の長崎訪問をきっかけに語り部活動を始めた。82年にはバチカンでヨハネ・パウロ2世に謁見し、「戦争はいけません。頑張って下さい」と声をかけられた。84年の平和祈念式典で被爆者代表として平和への誓いを述べるなど、カトリック被爆者の象徴的存在とされた。 | |
参照:
・ 長崎の被爆者、片岡ツヨさん死去 信仰支えに語り部活動 ・ 原爆の語り部、片岡ツヨさん死去 ・ 片岡ツヨさん死去 |