[おくやみ]豊田章一郎 氏(トヨタ自動車株式会社 名誉会長、日本経済団体連合会[経団連]元会長)97歳 2023年2月14日逝去

[お偲び] 豊田章一郎 氏(トヨタ自動車株式会社 名誉会長、日本経済団体連合会[経団連]元会長)

豊田章一郎(とよだ・しょういちろう)氏
命日: 2023年2月14日 16時48分
年齢: 97歳
出身: 愛知県名古屋市
肩書: トヨタ自動車株式会社 名誉会長、日本経済団体連合会[経団連]元会長
備考:葬儀は近親者で施行。お別れの会は、ミッドランドスクエア「ミッドランドホール」(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7−1)、トヨタ自動車本社「本館ホール」(愛知県豊田市トヨタ町1)でも執り行う。
トヨタの創設者である豊田喜一郎氏の長男として名古屋市で生まれた。自動織機など数々の発明で知られた豊田佐吉氏は祖父に当たる。1947年名古屋大工学部を卒業後、52年に取締役としてトヨタ自動車工業(当時)入社。日本初の乗用車量産工場となった元町工場(愛知県豊田市)の建設委員長を務め、クラウンやコロナの海外輸出に手腕を発揮。81年、トヨタ自動車販売の社長になり、82年のトヨタ自動車工業との「工販合併」にあわせて、新生トヨタ自動車の社長に就いた。社長を務めた約10年間に、故豊田英二会長とのコンビで国内でのビジネスの基盤を固めたほか、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と共同でつくった会社「NUMMI(ヌーミー)」(米カリフォルニア州)の経営を軌道にのせた。トヨタ単独で米国や英国に工場をつくる決断をするなど、国際的な展開を一気に進めた。また、独フォルクスワーゲンとの提携など業務のグローバル化も推進。住宅事業の立ち上げにも力を注いだ。92年9月に弟の達郎氏に社長ポストを譲り、自らは会長に就いた。99年6月から名誉会長に就任した。半世紀以上にわたりトヨタの経営に携わり、同社を日本を代表するグローバル企業に育て上げた立役者だった。経団連では94年、自動車業界から初めて会長に選任された。規制緩和や税制改革など日本経済の構造改革推進を政府に強く働き掛けるとともに、米国や欧州、アジアを相次いで訪れるなど「世界に開かれた経団連」を目指して活動した。経団連会長退任後は、2005年日本国際博覧会(愛知万博)協会会長などを歴任した。桐花大綬章を受章。
お別れの会:
2023年4月24日
ホテルニューオータニ「芙蓉の間」
主催:トヨタグループ17社
委員長:豊田章男 さん
(長男、トヨタ自動車株式会社 社長)
参照:
・ トヨタ自動車名誉会長の豊田章一郎さん死去、97歳 元経団連会長
・ 豊田章一郎氏死去、97歳 トヨタ名誉会長、元経団連会長
・ 故豊田章一郎氏のお別れの会(トヨタ自動車名誉会長、経団連元会長、14日死去)
・ 故豊田章一郎氏(トヨタ自動車名誉会長)のお別れの会

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