[おくやみ]須永克彦 氏(俳優、劇作家、演出家、劇団「道化座」前代表)80歳 2019年9月25日逝去

[お偲び] 須永克彦 氏(俳優、劇作家、演出家、劇団「道化座」前代表)

須永克彦(すなが・かつひこ)氏
命日: 2019年9月25日 20時45分
(兵庫県神戸市で)
年齢: 80歳
出身: 兵庫県神戸市兵庫区
肩書: 俳優、劇作家、演出家、劇団「道化座」前代表
備考:本名は渡辺勝彦(わたなべ・かつひこ)。葬儀は近親者で施行。後日、お別れの会を開く。
神戸市立神港高校を卒業後、1960年に道化座へ入団。出演、演出のほか「渡辺鶴」の名義で劇作も手掛け、日常生活の中にあるドラマをぬくもりのある作風で描いた。95年の阪神・淡路大震災で稽古場兼自宅が全焼。翌96年から震災をテーマにした創作劇「生きる」シリーズに取り組み、被災地で奮闘する人々の姿を描いた。中国や韓国で繰り返し公演するなど、演劇を通じた国際交流にも積極的に取り組み、2000年から5回にわたって開かれた「アジア演劇祭in関西」の実現にも尽力した。1997年9~12月には本紙の「随想」を執筆。98年に道化座が神戸新聞社会賞を受けた。81年から2010年まで兵庫県劇団協議会代表。1997年度に神戸市文化賞、2003年度に兵庫県文化賞を受けた。
参照:
・ 震災テーマの創作劇が高評価 俳優・劇作家・演出家の須永克彦さん死去
・ 訃報:須永克彦さん 80歳=劇団道化座前代表 /兵庫

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